中央操作卓(W)

Nbs1201放水銃の点検に行ってきた。 これまで放水銃の点検の際は、放水場所で疑似火点の設定作業や、疑似火点の墨だし作業などをしていることが多いのだが、今回は他の者に任せ、現地操作卓、中央操作卓でのデータ確認作業を行った。 まず現地操作卓にて、放水銃の旋回スピード測定や、放水距離によるデフレクターの角度などを確認。その後、消火ポンプ周辺を確認して、中央操作卓に移動した。 現地で火点を擬似的に作り出すと、放水場所の天井に取り付けられた二つの高感度検出部が、火災を発見し、火災信号を中央操作卓に送る。中央操作卓では、火災検出までの時間を確認したり、火点座標が想定された座標と一致するかを確認したりと慌ただしい。 “火災検出○○秒、火点表示○○秒、旋回完了○○秒、距離の確認 X軸○○、Y軸○○”といった具合に、ストップウォッチを片手にCRT画面を見て数字を記入していく作業は、かなり慌ただしいものだが、放水銃についての知識が一段と深まり、とても良い経験となった。

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