今年の一文字 「恕」(じょ) ………NBS

子頁問ひて曰(い)はく、 「一言にしてもって終身之を行うべき有りや」 子曰く「其れ恕(じょ)か。己の欲せざるところは、人に施すことなかれ」     * * * * * 子頁が孔子にお尋ねして言うには、 「一つの言葉だけで、一生涯、この言葉の内容を実践してゆく値打ちのある、そのような言葉があるでしょうか」 先生が答えて言うには「それは恕という言葉だな。恕という言葉の内容は、自分がしてほしくないことを、人にしてはいけないということだ」 今年の一文字というよりも、常に私の心にある一文字であり、NBSスタイルの基本にある一文字でもある。先月、2006年の総括の中で、「2007年のテーマは、大きな飛躍を目指しての『第二の創業』」と書いたが、成長する勢いの中で、大切なものを見失ってはもとも子もない。勢いにもまれても、ぶれずに前に進む覚悟を込めた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA