給水管直結方式(A)

Nbs110414千葉県内某市にあるショートステイサービスに設置した、水道連結型スプリンクラー設備の消防検査へ行ってきました。 専用ポンプを設ける方式のSP工事は何度かやってきましたが、給水管直結方式はこの現場が初めてでした。 給水管から分岐して、仕切弁、逆止弁を経由して、また1階・2階と分岐します。 給水管に連結する方式なので、水が停滞しないように配管を一筆書きにしています。 各系統の末端はトイレのロータンクに繋がっていて、日常の生活の中で給水管内の水が常に動いている状態です。 給水管連結方式では、本管圧を利用するためにポンプの必要が無く、しかも電源工事も不要です。 放水圧力を確保するために、専用ポンプ方式と比べて配管の幹線を太くする必要はありますが、ポンプ運転・故障、消火水槽減水などの移報表示も、事実上無くなります。 この工事には水道用の給水管を工事する資格が必要になります。 昨年取得した、給水装置工事主任技術者の資格が役に立っています。

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