6,600V (A)

今日はC市の某大学で、キュービクル内のモールド式変圧器交換工事に行って来ました。変圧器が劣化で壊れる前のリニューアルです。 キュービクル内に入っての作業になるため、上位のVCB(真空遮断器)を落としてからの作業になります。VCBはただ開放するだけでは無くて、その後引き抜き作業(断路位置)があります。作業中に間違って投入しても電気が流れないように機械的に断路します。二重に開放してるって事ですね。キュービクルの一次側は高圧6,600Vですから、ほんのわずかなミスでも命取りです。 ちなみにモールド式変圧器とは、コイル部分に樹脂を流し込み固めて絶縁した物です。モールド式以外には油で絶縁した油入式もあります。交換する新品は設置前に耐圧試験をします。試験でかける電圧は交流6,600Vで使用する場合には、6,600(V)×1.15÷1.1×1.5=10,350(V)になります。これを10分間かけて異常が無ければOKです。 自動火災報知設備とは桁違いの電圧です。弱電(24V)から高圧(6,600V)まで幅広く頑張ってます。150201

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