消防設備点検

第二話 大規模空間の安全を守る”放水銃”を点検せよ

特殊な設備も確実に点検する

特殊な設備でも確実に点検するのがNBSの消防設備士魂。
放水銃の点検も俺たち…

NBS最強の点検軍団に任せろ!

その男たちの名は”点検野郎Aチーム”(苦手なもの:女性の涙)。
滑らかなチームプレーで、放水銃の点検任務を確実に遂行する。

放水銃はどんな消防設備なのか。

まずは、放水銃を紹介しよう。
この銀色に輝く銃のような設備が放水銃だ。

放水銃の目火災センサー

放水銃の目であるセンサーが、常に空間を監視。
火災を感知すると…。

防災センターに警報が送られる

防災センターに火災の発生を知らせるとともに、
放水銃は自動で火元に照準をあわせる。
センターからの遠隔操作や、放水銃のそばの制御盤で確認し、
放水を操作をすると。

放水銃発射!

大量の水を火元に向かって噴射し、火災を消し止める設備なのだ。
だからこそ、点検は慎重に行わなければならない。間違って発射すれば大変なことになる。

点検作業の第一段階はポンプ室

放出用のバルブを閉め、点検用にバルブを開閉して、
水の流れを確認する。

ポンプ室での点検

圧力を確認したり、流量を確認したり…

ポンプ室での点検その2

回転数を図ったり…。本当に使用する時、水がしっかり供給されるか、 放出状態のギリギリまで、実験し試験する。

ポンプ制御盤の点検

また、ポンプ制御盤が正常に動くか、
配線などに異常はないかもチェック。

放水銃の元までの水の供給試験

次に、放水銃のそばに移動し、
放水銃の元ギリギリまで水が供給されるか点検する。 バルブの振動から水がぐんぐん流れている気配が伝わってくる。

放水銃の動作点検

続いて、放水銃がセンサーが感知した火元(点検にはセンサーに感知させる疑似災を使用)に
向かって、自動、あるいは制御盤や防災センターからの操作で正常に動くか試験する。

放水銃の制御点検

放水銃のすぐそばの制御盤と防災センターの操作権の移動や、通話状況などもチェック。
「あーもしもし…」

放水銃の制御点検

「はい。こちら防災センター」
制御にも異常なし!

点検終了!任務完了!

こうしてNBSの最強点検チームは去った、
安全を確認した放水銃を残して。

はしごを元通り収納

巻き上げバーを差し込んで、回転させ、はしごを収納。

工事完了

はしご部分の巻き上げが終わったら、フックを持ち、
身を乗り出してロックバーを引き上げロック。