消防設備工事

第四話 ジョイントされたマンションの火災報知設備を延長せよ

ジョイントされたマンションの安全を守るため

隣の新築マンションと、古くから建っていたマンションを
ジョイントしてしまったため、2棟のマンションが1棟に…。
規模が小さい古い方の建物には非常警報しか設置されていないため、
急きょ新築マンションの火災警報設備を、各部屋まで延長するというミッション。
だがしかし、古いマンションには配管スペースがない!
そこでまた、あの職人の本領が発揮される!

NBSの工事マイスターを目指す男・塩田は燃えた

配管スペースがないビルといえば、「炎の電気職人」長井の技を目の当たりにできるはず。
NBSの工事マイスターを目指す男・塩田(苦手なもの献血)の目に炎が宿った。

そしてやはり、あの男が呼ばれた…。

「炎の電気職人」長井(新春につき、炎多めでお送りいたしております)。
この男の手にかかれば、工事に「不可能」の文字はない!

物件の概要を説明しよう。

左のマンションと右のマンションは、全く別の時期に建てられたもの。
外からは別棟のように見えるが、内部は通路で各階がジョイントされ、
古いほうの入口はふさがれている。

物件の概要を説明しよう(その2)。

中からみるとこんな状況になっていた。
手前が、火災報知設備のある新しいマンション。奥が、押しボタンの非常警報しかない古いマンション。
手前のマンションから奥のマンションに火災報知設備を延長する。

住居内工事では、この男が力を発揮する

新しいマンションから引いてきた配線を、古いマンションの各居室まで伸ばしていく。

インターホンの開口部から各部屋へ引き込んでいく

居室内へはインターホンの開口部から引き込む。

感知器を取り付ける穴まで配線を通す

台所・寝室各部屋の天井の穴まで配線が通った。

居室内では、NBSの笑顔マイスター渡部が本領発揮

NBSの笑顔マイスター渡部(苦手なもの・おばけ)は、居室内の工事で本領発揮。
持前の笑顔と気遣いで、朗らかに工事を終えていく。

職人長井の高速ドライバーの妙技

しかし、長井の仕事の速さには誰も追いつかない。
高速ドライバーの技は長年の熟練の賜物なのか!

感知器の取り付けが終わったら機能試験

感知状態良好!!

駐車場にも発信機を設置

駐車場や共用部にも発信機を設置

最後に受信機に増設した設備を設定

えっとぉ…。ここ押すだろ。次ここ押すだろ…。

工事完了!

こうしてNBSの男たちは去った。
安全になった建物を残して。