消防設備点検

NBSが行っている消防設備点検を実例でご紹介するシリーズです。建物に設置されている設備が正常に機能するか確かめる現場では、今日も小さなドラマが繰り広げられています。みなさんの身近にある消防設備が、どんな役割を果す設備なのか、いざという時はどのように使うのか、知っていただければと思います。

第一話 新型避難設備”レスキューライン”を点検せよ!

新宿の雑居ビル火災を契機に消防法の改正が行われ、特定一階段防火対象物(階段が屋内に1つしかなく、1、2階以外の階に、飲食店、医院、店舗、風俗店など、特定用途部分がある建物。階段が2つあっても、建物内部が壁で仕切られ、避難のために行き来できる(通路がない建物も含む)には、一動作(ひとつの動作)で機能する避難器具の設置が義務づけられた。
「レスキューライン」
は、そうしたビルに後から設置することができる、新しいタイプの避難器具。設置事例が徐々に増えているが、特殊な設備であるためか点検できる消防設備士がまだ少ないと聞き、「難しい点検だからこそマスターしたい」とNBSの点検魂に火がついた!

第二話 大規模空間の安全を守る”放水銃”を点検せよ

放水銃は、屋内アリーナや体育館、吹き抜けのロビー、ホール、など、天井が高く、空間が広い施設の安全を守っている消防設備です。「放水銃」。なんだか暴動を収める武器のような名前ですが、銃のように火元に狙いを定め、勢い良く水を発射し、火災を消し止めるもの。滅多に見かけない?いやいや、東京ドームや幕張メッセ、ホテルのロビーなど、設置されている施設の数は少ないものの、メジャーな施設にあったりします。今回は、この放水銃の点検をご紹介します。

第三話 高層ビルの安全を守る”ブースターポンプ”を点検せよ

老朽化した火災報知設備を、全面的に入れ替える大型プロジェクト。戸別の感知器点検が外から行える新設備になり、留守でももれなく安全が確認可能に!工事完了を目指し、全力で工事に臨む、NBSの電気工事士たち!