安心な暮らしを守るため
高齢者施設の火災で、たくさんの方が犠牲になったことを受け、 これまで設置義務のなかった1000m2未満275m2以上の老人福祉施設等に スプリンクラーの設置が義務付けられた。 その期限は・・・
なんと、来年3月末まで。
法改正による高齢者施設のスプリンクラー設備設置義務に関する詳細は、特設ページを作り、姫系・安井がわかりやすく解説しているので、そちらのページを見ていただきたい(右の安井のアイコンをクリックすると、ジャンプします)。 今回のプロジェクトは、法改正により対象となった小規模高齢者施設。お年寄りの暮らしの場であるために、工事前に…
入念な打ち合わせが行われた。
(施工写真しかないため、打ち合わせイメージです。) 施設の性格上、工事は施設利用者の 「安心・安全」を最優先に進める必要があった。 また、既存施設であることから、どう設置するか入念にプランニング、 施設の利用を継続できるよう、使用状況にあわせた施工計画がたてられた。
まずは、現場に材料を搬入
搬入された材料たち
天井裏に配管を行う
天井に点検口を設け、天井裏に配管を行って行く
スプリンクラーヘッドのとりつけ
天井裏の配管に、スプリンクラーヘッドを取り付けて行く
スプリンクラーヘッドのとりつけその2
これは、バックヤードにつけたヘッド。 天井裏に余裕がない場合は、外配管で対応する。
ポンプユニットの搬入
スプリンクラー設備の心臓「ポンプユニット」が搬入され、 配管と接続していく。
漏れがないかテスト
配管・機器の取り付けが完了したら、 配管に漏れがないか、末端試験弁の圧力計により試験を行う。 まずはエアによるテスト。
エアテストクリア!
管に空気を送り圧力の変化をチェック。
続いて水圧テスト
水による漏れのテスト。
こちらもクリア!
後日、消防検査、設計者による検査、事業主による検査が行われ、施設の方に設備の取り扱い説明を行って施工は無事完了。
こうしてNBSは去って行った。 安全になった施設を残して・・・。
つづく
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男・塩田のプロフィール
四国の電気店に生を受け、ガイシがおもちゃだったという幼年期を経て、10才の時見よう見まねでコンセントの取り付けをしたという生まれながらの電気職人。 小・中・高専と野球に打ち込み、チームプレーの大切さを学ぶ。順風満帆な大企業の出世街道を離れ、技術の研鑚と消防設備士としての可能性に挑むためNBSの一員となる。NBSの諸葛亮 孔明 (三国志の登場人物)と期待される優れた頭脳とアイデア、そして正義の心の持ち主。
◇苦手なもの/献血
◇保有資格 消防設備士 甲種特類、甲種1類、甲種2類、甲種3類、甲種4類、甲種5類、乙種4類、乙種6類、乙種7類 監理技術者、1級電気工事施工管理技士、1級管工事施工管理技士、第1種電気工事士 給水装置工事主任技術者、建築設備検査員、防火対象物点検資格者、防災管理点検資格者、自動火災報知設備受信機劣化診断資格者、第1種火災報知システム専門技術者、職長・安全衛生責任者、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者、低圧電気取扱業務、排水設備工事責任技術者
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