総合操作盤(W)
今週は、1階に店舗や保育園がある35階建てのマンション(複合用途)の点検を行っている。防災センターには総合操作盤が設置されており、連動設備をひとつひとつ確認しながら、まずは慎重に点検を開始した。
そんな中、ふと社長を見ると、警備員さんと仲良く話をしている。「この物件初めてなんだけどなぁ。知り合いかなぁ」などと思いつつも、作業に追われ、そんな事も忘れていたが、帰り道に「あの警備員さん、防災センター要員講習会の受講生だったよ」と社長から話し出してくださった。
今年の初めに社長が講師を務めた時に、熱心に受講していた方だったそうで、「防災センター要員講習会で習った事がとても役立っている」と、感謝の気持ちを伝えられたとの事。講習で使った総合操作盤が、この建物にある総合操作盤と同じタイプだったという偶然もあったそうだ(これは後から聞いた)。
嬉しそうに話す社長がとても印象的だった。こういう形でも、『社会に貢献できる』事業なのだと、その笑顔をとてもまぶしく感じた。
以前ちょこっと書き込みさせていただいたことのある者です。川崎で消防設備士として働いています。さて、ウチの会社には『N』という人がいます。過去、総合操作盤にて、新規物件の初回点検時に火報の発報中に「火災断定」をクリックし、エレベーターが停止するわ非常放送が鳴動するわで大変でした。それ以外にもシャッターの誤起動、夜中のビル(マンション有り)でも非常放送ぶちかまし等、挙げればきりがありません。そんな彼に密かに付いたあだ名は『爆弾小僧』です。やはり受信機要員には向き不向きがあるようです。 かしこ