消防計画・意外な大仕事(A)
先日、あるテナントビルのオーナー様から消防計画作成の御相談があり、今日から色々と調べ始めました。テナントビルの為、各テナントの「消防計画」とビル全体の「協議事項」が必要だという事になりました。「消防計画」とは各テナント毎に占有部を中心とした計画で、「協議事項」とはビル全体の決まり事の様な物です。各テナントの消防計画は協議事項に沿って作成されるので、まずは協議事項から調べました。
この協議事項を作成するにあたっては、「協議会」というものが必要になります。協議会の構成員は各テナントの代表者が主で、その中から「会長」、「副会長」、「統括防火管理者」等が選ばれます。
選ばれた会長の命によって、統括防火管理者が色々と細かく働きなさいという内容が、その後10ページ程に書くことになります。書類を制作していて改めて思いましたが、この「統括防火管理者」というのが一番大変な役まわりなのです。
一通り作ってみて、全体の半分は「別紙」或いは「別表」となり、意外な大仕事になりそうな予感。まだ「協議事項」しか進んで無いですが、少しでも速く、この意外な大仕事を終わらせたいと、現場好きな自分は思いがち。書類仕事の中から学ぶこともあると、己を叱咤しています。