女性電気工事士(N)
今日は集合住宅の大規模改修に伴う自火報感知器交換工事に行った。いつものことだが、伺った居室の半分程の住人の方から「今の時代は女性でも色んな仕事が出来るのねぇ」と同じような内容の声を掛けられる。今日一番印象に残ったのは、リビングでパソコンに向かっていたご主人が、感知器の交換をしはじめると黙って私に視線を向けられた。その視線を感じながら淡々と作業をしていたが、交換が終了すると、何事もなかったようにパソコンの画面に視線を戻された。心配だったんだろうなぁと思いつつ、「だてに腰道具を10年以上もつけていませんよ、ご心配なく」と、心の中で思っていた。
どんなにたくましい私でも、「女性」というだけで頼りないという印象を与えてしまうことがあるのは事実。だからこそ、技術を研鑽していくことが大事だと思う。
本当は、居室内の電気工事などは、女性の方が向いているはず。工事も点検もできる女性チーム結成の日を目指して、明日からも頑張ろう!