泡消火設備(A)
I市にある図書館の消防点検に行ってきました。
そこには消火栓はもちろん、スプリンクラーや泡消火設備等々たくさん設備があって、心が躍…じゃなくて、大変勉強になる現場でした。
今回、私は泡消火設備に重点を置いて点検しました。甲種2類の資格は持っていても、なかなかお目にかかれない設備とあって、凄く楽し…いえいえ、とても興味がありました。
この現場はプレッシャープロポーショナーで、配管を追って行くと構造がしっかりと理解でき、やはり本で勉強はしても、実際に見て触る事が深い理解につながるのだなと改めて思いました。
そして、現場で一番驚いたのは、泡の原液の値段です。1リットルあたり数千円するそうです。
この現場では400リットルと書いてあったので、計算すると…(汗)。近くに予備で置いてあった泡のタンクも、20リットルだったので、合計で…(大汗)。
設備維持も大変ですね。
泡消火設備の点検はなかなか恐いものです。 自分はまだまだ経験も浅いので一人ではとても点検出来ません…(–;) 以前、ウチの会社で一番の職人さんがある現場の泡消火設備の点検中、操作順序を誤りタンクの中で泡原液と水が混ざりタンク内の泡原液30リットルを全てダメにしてしまったことがありました。勿論、全て弁償。キャリア10年以上のベテランでもそういった事故もあるので、やはり消防設備士の仕事は難しいとつくづく思います。 それだけにやりがいもあるのですが。ちなみに私は避難器具の点検が一番好きです。中でも緩降機が一番熱が入ります。
KEI・M 様
再び書き込んで頂き、ありがとうございます。
確かに、油断すると大変なトラブルを起こすのが消防設備ですね。
いつも慎重に慎重を重ねた作業を心掛けています。
この仕事は非常奥がに深く
あるところに到達すると、またその先の目標が見えてきます。
ただし、終わることのない日々の研鑽
いつしか、それ自体が楽しみになるとも言えます。
積み重ねられた知識と、豊かな経験。それに裏付けられた作業上の勘所。
まだまだ。まだまだです。