湿気(W)

Nbs0914昨日までは長袖を2枚着ていても寒いくらいだったが、今日は午前中から湿気が酷く、長袖1枚でも腕まくりするほど蒸し暑かった。 そんな時に、事務所から非常警報設備の誤報があったと連絡が入った。 現場に到着してみると、エレベーター前にある非常警報周辺の壁面が湿気により濡れている。エレベーター前なので、雨掛かりはないものとして設置したのだろうが、非常警報上部と壁面との境にはコーキング等の処理はしておらず、そこから水が廻ったと考えられる。機器をふき、設置周りの水気をよく乾かして現場を離れた。 話は変わるが、前回のDの日報に載っていた感知器を、原因究明の為に分解する事にした。決定的な損傷等はなかったが、差動式スポット型感知器の場合、リーク口が詰まってきて空気の逃げ場所が無くなるとわずかな温度上昇でも作動してしまう事が希にある為、それが原因だったのではと考えている。せっかく分解したので、リーク口がどれぐらいの穴なのか覗いて見ると、部屋を暗くして灯りを照らしてやっと解るぐらいの小さな穴だった。 機器は、警報設備も感知器も結構繊細だ。専門家として、よく勉強し、どんなトラブルにも確実に対応していきたい。

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