防火戸調整(W)

Nbs100821以前に特殊建築物定期調査を行った物件にて、防火戸の調整を行ってきた。 なぜ防火戸の調整が必要なのかというと、特殊建築物定期調査では、防火戸による閉鎖作動時の運動エネルギーが10J(ジュール)以下でなければならないからだ。 普段、私達が防火戸の点検で注意する事は、完全に閉鎖するか、枠や床などに当たってしまったりしていないかなどで、スピードについては注意深くなかったように思う(もちろん、あまりにも閉鎖のスピードが速い物については調整していたが)。 ひとつの扉で何度も何度も閉鎖試験を行い、緻密な計算をして、全ての防火戸を10J以下にして、作業は完了した。 今後の点検にも役立てていきたいと思う。

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