マンションのリフォーム工事-木下



先月は、マンションリフォーム工事に伴うインターホン移設と感知器脱着工事の施工依頼が続けて3件あった。
もともと、NBSで点検や工事をしている物件ではなかった。
事前情報と図面は手元に届いたが、工事当日に現場に行き、その場で火報システム等を理解して対応しなければならなかった。
こんな時に頼りになるのは、過去の経験だ。

施工1
P型のシステムだったが、移報接点付き感知器に中継器を設けて、管理室の警報監視盤に火災と住戸番号を表示していた。
感知器の配線は意外と複雑で、火災受信機から管理会社センター移報、警備会社移報を取っていた。

施工2
住戸用自火報だったので、インターホン親機に感知器接続してるだけのシンプルなパターン。
ただ、管理室の警報監視盤で火災表示し、警報監視盤からエントランスのパニックオープン移報していた。

施工3
共同住宅用自火報が設置されており、インターホンには非常電源回路の接続があった。
非常電源回路は耐火電線なので、最近では耐火電線は準備している。

このような現場に臨むと、様々なマンション点検の経験が生きていることを実感できる。
まだ、出会っていないシステムもあるだろう。
でも、そんなシステムに出会うのも楽しみだ。

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