大先輩に最敬礼(T)

今日は都内にある会社の寮の点検に行ってきました。 2つの寮が隣接して新館・旧館として建っています。新館が築30年、旧館に至ってはなんと築50年になります。 築50年になる木造の旧館は、現在使用されていませんが、当時の火災報知器が健在! 今ではなかなかお目にかかれない受信機です。当時はきっと最先端の技術で高価なものだったかもしれません。 今から50年前の1964年というと、東京オリンピックが開催された年で、今ではお馴染みの“カルビー かっぱえびせん”や“ロッテ ガーナチョコレート”、“ライオン デンター(歯磨き粉)”が発売された年だそうです。 その当時、現在の技術の進歩を誰が予想出来たでしょう。しかし、技術は進歩しても未だに火災は無くなりません。 そしてこの旧館のような古い木造の建物は特に、火災の時の被害は甚大になります。だからこそ、火災発生時にいかに早く消火出来るか。いかに早く建物内に報知し、避難できるか。これが消防用設備の使命です。 その建物を50年もの間守ってきて、今なお正常に火災警戒し使命を全うするこの受信機に、最敬礼する思いです。140318

大先輩に最敬礼(T)” に対して3件のコメントがあります。

  1. 井高広一 より:

    はじめまして社長様
    私は消防設備技術者ではありませんが
    広島駅ビルで特高設備の電気主任技術者をしています。
    社長様の考え方や働く皆様の前向きなモチベーション
    を読んでいて自分はこれまで何をしていたのか深く反省しました。
    もうこの仕事を始めて22年になりますが毎日の生活に慣れ過ぎて
    目標を失っている自分に気がつきました。
    今更言うのも変ですが私も一流の技術者になるべく
    若い頃(今51)の様に学ぶ生き方を目指します。
    貴方様を筆頭に働く皆様良い面構えをされていますね。
    私もそういう点で人を見る目はあるのでわかります。
    お話したりする宿命はありませんでしたが
    お写真や文面を拝見していて私に強力なモチベーション
    を与えてくださったのは確かです。
    ありがとうございました。

  2. NBS より:

    井高様
    返信が遅くなりまして、申し訳ございません。
    過分なご評価を頂き、痛み入るばかりです。
    いろいろな意味で「学ぶ」ということを
    会社の柱としてきました。
    しかしながら、私自身、弛んでいるな
    と、時たま感じる今日この頃です。
    そんな時は、むしろ社員の姿に励まされます。
    そして、井高様より熱いエールを頂き、
    より一層、気を引き締めて「学ぶ」ことに臨まなければ
    と、勇気づけられています。
    未熟な会社ではありますが、
    今後とも、よろしくお願い致します。
    中村一雄

  3. NBS-T より:

    井高様
    返信が大変遅くなり申し訳ありません。
    貴重なコメントを頂戴し、色々と考える機会とさせて頂きました。有り難うございます。
    私はまだこの業界に入って8年(NBSで3年)ですが、やはり日々自身の怠慢な心と格闘しています。
    そんな自分に負けない為にどうしたらいいか考えた末、「何の為」を意識することが大事ではないかと思いました。
    先日も、ついつい「自分の為」の仕事となり、社長の中村から指導を受けました。
    「自分の為」の仕事は、自分よがりで甘えや惰性に陥りやすいと感じます。
    「家族の為」「会社の為」「お客様の為」、そして「社会の為」と意識が高まっていけば、より質の高い仕事が求められ、自身の怠慢な心に打ち勝っていけると思いました。
    井高様始め今の社会を支えて来られた大先輩の志に学び、私自身も日々精進していきたいと思います。
    仕事の姿勢を見直す機会を頂き心から感謝致します。
    今後とも宜しくお願い致します。

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