消防訓練(S)

ある倉庫に消火器設置後、NBSに来てから初の消防訓練に参加した。 消防団として地元船橋の消防訓練に参加したことはあったが、消火器だけの訓練は初めてだった。 1番目に付いたのはやたらテンションの高い南米系ペルー人。 訓練用の水消火器を発射し水の掛け合いが始まり、 周りの空気が読めなかったのかFire〜Fire♪のコーリング…。 次に目に付いたのが、火元に行く前に安全栓を抜いてしまい、 そのままレバーを掴んで火元に向かう為、火点に着く前に放出してしまうパターン。 今日は訓練用の水消火器を使用していた為、中身もただの水だったが、実際の中身は刺激臭のある強化液。 また、倉庫内に設置してある粉末消火器の場合、1回レバーを握ってしまうと全て放出してしまう。 消火器の点検をしてると、安全栓の封切れや安全栓の脱落を目にするが、 恐らく持ち運びの際に安全栓の輪っか部分を掴んでしまうからなのだろう。 消火器の安全栓一つ取っても消防設備に日頃から縁のない人達にとっては、何もかもが意味不明なのだ。 消火器を含め消防設備は、あくまで非常の際に使用する物、 いざ使おうと思った時に使いこなせるように、 一番身近であり、初期消火にはかかせない消火器の使い方は全ての人がマスターしていて欲しいと思った。

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