ビニールパイプと高所作業(W)

091024月曜日から、電気職人の長井さん(プロフィールは、オフィシャルサイトの「炎の職人ファイル」へ)と2人で工事にはいっている。 現場は3階建て、1階に店舗が入ったために、遡及適用となった。部屋内の感知器工事が2日かかり、今日はいよいよ屋外配管工事だ。 2階・3階は住居なので、フード等突出物が多く、今回の配管工事はビニールパイプで行う事にした。行う事にしたと言っても曲がりなど微妙な調整はやはり長井さん。自分は長井さんが作ったパイプをボックス接続やサドル止めぐらいしかできない。まだまだだ。 簡易ガスバーナーで軽く炙り、少し柔らかくなった所で自分の思い通りに曲げていく長井さん。その真剣な眼差しを見るたびに職人魂を感じる。それと同時に、私達若者がこの技術を習得してこれからの世代に伝えていかなければならないとも感じてしまう。 ボックス内のジョイントなどは、自分が行ったが、3階建ての天辺にボックスがあるため、高さ10mは軽くある。長井さんの作業を初めは下から見ているだけだったが、「じゃあここジョイントしておいて」と長井さんとタッチ交代で高場へ。 2連はしごを昇る途中、恐怖とはしごの揺れで何度も足が止まる。(長井氏は下で爆笑) なんとか登り、廻りを見渡してみると何と景色の良いことか。 2連はしごでここまでの高さは登った事はなかったが、不思議な事にいざ作業となると怖さを忘れてしまう。ジョイントが終わり、ボックスの蓋を被せて終了と同時にまた恐怖が自分を襲った。 いつも通り、涼しい顔であの高さの工事を行っている長井さんを見て、経験と度胸の差を痛感! こんなに凄い人と工事ができるなんて幸せだなぁ~。

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