予定外の絶縁改修工事(W)
今日は、NBS-E、NBS-Aと共に火報工事だった。
この物件は前回点検時(総合点検)に配線の絶縁測定値が0.01MΩしかなかった。「絶縁不良」。原因特定から改修まで何とも時間の読めない作業だ。
先行で、NBS-Aが感知器交換工事をはじめていた。こちらは順調。取付位置も不適だったため移設したとのこと。その際に電線も引き換え、ジョイント処理も綺麗にやり直したという。
やや遅れて乗り込んだ我ら(私とEさん)絶縁改修チームも、「さあ、まずは原因特定から」と作業を始めようと思ったが、もしやと思い、工事の前に絶縁測定をしたら、なんと!50MΩに回復していた。
一瞬回復の原因が分からず「今日は天気が良いからかなぁ?」と非工学的なことを考えてしまったが、どうやらNBS-Aの移設した感知器がドンピシャだったらしい。
「絶縁改修だから、原因が解るまで帰らないぞ」と意気込んで来たが、良い意味で空振りに終わった。