登頂成功!!(W)

N090730 7月18日から20日の連休の話になるのだが、社長夫妻、NBS-Aとその息子と共に富士山に登ってきた。 昨年、Aが登頂に成功した際に感想を聞いたら、「地獄ですよ」という答え。「是非、来年は皆さんにこの地獄を味わってもらいたい」といった具合だったので、体力には自信がある私は「そんなにたいした事ないでしょう」といたって気軽に今年の登頂を決意していた。 Aの経験から、必要な衣類や用品を揃え、尚かつ余分な物は持って登らない事をモットーに挑んだ。 登り始めると、私の予想の200倍以上きついものだった。 10m登っては止まり、100m登っては休憩といった具合で、頂上など一切見えない状態で、何度挫けそうになったか思い出せない。初日は10時から登り、8合目の宿についたのが19時…。 御来光を頂上で見ようと、夜中の2時からまた頂上を目指すはずだったのだが、全員体が言うことをきかず、8合目から御来光を拝む事となった。頂上でなかったのは少し心残りだったが、私達が登った前の週は、天候が悪く御来光がほとんど見られなかったそうで、その点はラッキーだったと思う。 御来光もほどほどにまた頂上を目指すことになったのだが、8合目からがまた辛い。霧に覆われて頂上は隠れたままで、ひたすら見えないゴールに向かうわけで、高校の部活動を思い出してしまっていた。 だが、頂上につくと今までの疲れが嘘のようになくなり、当たり周辺は笑い声に満ちており、私たちも思わず笑顔になった。 Nbs0907302その後、「折角ここまで登ったのだから」と、日本最高峰の剣ヶ峰まで行こうと決意し、写真に収めてきた。 この達成感といったら、今までに経験のない清々しく気持ちの良いものだった。 富士山には「一度も登らぬバカ、二度登るバカ」と言った言葉があるそうだ。帰りの車ではもう二度と登らないと思っていながら、日が経つにつれもう一度登ってみたいと考えている自分が怖い。富士山の魅力は素晴らしい。来年は二度登るバカになっているのだろう。

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