県内のとある施設で、粉末消火設備の点検を実施してきました。 といっても、粉末消火設備の点検は３類の資格が必要ですので、今回私はお手伝いです。 粉末消火設備は、パウダータイプの消火剤をタンク内で窒素ガスにより、加圧・攪拌したのち、すばやく放出して消火するシステムです。延焼スピードの早い油火災や、高圧電気設備の火災に適しています。また、水噴霧消火設備や泡消火設備と違って、極寒地でも使用できます。 点検にあたっては、手順を誤って放射するようなことがあっては大きな事故になりますので、先輩達は、マニュアルに添って慎重に実施していました。 点検の中で特に緊張したのが、電磁カッターの脱着と作動試験です。カッターの刃が飛び出したときに怪我をしないように、また周囲の器具等に当たって破損しないようにと、大変気をつけていました。 先輩方の作業を間近で見る事ができた、貴重な機会でした。また、色々教えていただき、今後に向けてとても勉強になりました。