統一させた意識と施工内容(W)
今日は点検が通常より早く終わり、早い時間から工事部隊の全員が揃っていたので遠藤さんに頼み、自火報で幹線が何本かきている、総合盤での結線接続の難しい問題を作ってもらい、みんなでチャレンジすると共に、中に納める電線をいかに綺麗に納めるかも考えてみた。私自身、総合盤の接続なら数多く施工してきたが、さすがは遠藤さん、経験から随分と頭を悩ませてくれる問題を与えてくれる。その問題はクリアしたのだが、私が着目したのは電線をいかに綺麗に納めるかということ。もともとある程度の決まり事はあるのだが、現場で話し合う事はあっても、事務所に帰ってきてまでみんなで話したりするような事は無かった。今回をきっかけにしてみんなが同じように意識を持ち、綺麗に納められるようになると、また一つNBSスタイルの確立ができるのではないだろうか。
初めて訪れる物件などで、他の業者さんが施工した受信機や総合盤の結線が綺麗だと気持ちの良いものだ。入社当初によく長井さんに「綺麗にやるのもやらないのも、慣れてくると時間は変わらないよ。意識の問題だよ。いつも綺麗に納めるイメージを持ちなさい」と言われた事を思い出した。
それと同時に社長にも昔にこんな事を教わった「うまい、早い、安いはどんな時代でもニーズがある」と。そんな言葉を思い出していて、今回私が改めて感じた事は、まずは上手いを極めていこうという事。早いを意識しすぎず、堅実で綺麗な仕事をやっていこう。
もちろんいずれは、長井さん、遠藤さんのように上手くて早い技術員になっていきたい。