防災センター要員講習(NBS)
昨日、防災センター要員講習の講師を務めてきました。毎年4回程度務めるのですが、 今回は消防設備取扱説明が担当でした(それ以外に総合操作盤室で実技指導員を務めることもあります)。
各消防設備の特徴や性質、取扱いなどの説明に加え、防災センターで働く人たちが対象ですから、誤作動の処理やトラブル防止策なども追加し、実際に操作してもらうことも…。
ひと組12人の講習生が3組。ひと組1時間で、午後ほぼ通しの3時間の講習でした。講習の間は、集中しているためか気がつかなかったのですが、会社に戻ると、さすがに軽い疲れを感じました。
忙しい時間を割いて講習に参加してくれた防災センター要員のみなさんに、日々の業務に役立つ知識を少しでも多く持ち返ってもらいたいと、講義に臨んでいるのですが、真剣なまなざしで素朴な疑問を投げかけてくる講習生を見ると、昔の自分を思い出して懐かしくもなり、更に説明に熱がこもってしまいます。受講生のみなさんも、お疲れになったのではないでしょうか。
初めまして、都内で消防設備士をやっています隊長と申します。(本名を名乗れなくてすいません)消防団の特殊技能班にも所属しています。
NBSさんの充実したHPを拝見させていただいて、素晴らしく高い防災意識にビックリしました!
さて、防災センター要員講習ですが、私も受けた事があります。
思い起こせば、受講した当時は「人命救助」に燃えて消防官の試験を受けるも年齢制限で受験資格が無くなり、それでも消防(人命救助)をあきらめず、消防団に入団したり、自衛消防技術試験を受けたり「自分にできる救助」を必死に探してた頃でした。
自衛消防技術試験を独学してた時に、公設消防隊の技術や部隊力がどんなに進歩しても、火災発生時の被害を最小限度に食い止めるには初期段階での対処、すなわち自衛消防が重要であることに気が付きました。その後消防に関する講習を積極的に受講し、防災センター要員講習にたどり着きました。
あの講習は大変役に立ちました!二日目の行動訓練は燃えました!普段消防団で消防隊と一緒になって訓練しているのと、元自衛官の血がよみがえったのか、動作時の呼称は大声で叫んで「放水はじめ!」と屋内栓を操作したり、要救助者を搬送したりしました。
この講習でさらに自衛消防の重要性を学びました。
こうして現在は前職の航空機整備と非常用発電設備の整備で身につけた技術を消防の世界で役立てようと消防設備士になり、日々奮闘しています。
しかしながら、消防設備業界において周りの消防設備士の防災意識の低さに触れ憤りを感じてしまう事もたくさんありました。
そんな中、NBSさんのHPを拝見し意識の高い消防設備士がいるという事を知り嬉しくなりました。
防災意識の高い会社の社長さんが防災センター要員講習の講師をしているのならば、講習を通して世間の防災意識レベルは向上するのでは?と思いました。
文章が長くてすいません。消防の話になるとつい熱が入ってしまいまして・・・
最後にNBSさんの益々のご発展を祈念いたします。
また私も一人でも多くの命を救う為に微力ながら頑張ります!
隊長様
暖かいエールをありがとうございます!
また、共通の意識を持つ仲間のいることに心強さを感じます。
そして、消防、防災に関連する積極的な資格所得、講習への参加には敬服いたします。
今後ともよろしくお願い致します。