甲種1類消防設備士合格手記(NBS-N)

今回は久し振りの試験のせいか、なかなか気持ちが受験モードにならず、(自分で言うのもヘンだが)苦労しました。願書を出せばその気になるだろう!と思っていたものの、エンジンがかからず、気持ちに焦りは感じてはいても、なかなかその気になれませんでした。
まず、失敗だったのが受験の先輩であるNBS-A君に『どれぐらい勉強時間が必要?』と問いかけたら、『真剣に勉強したのは10時間位ですよ』との答え。彼が10時間なら2週間程で大丈夫かな・・・と、甘い計算をしてしまっていました。
[試験勉強]
さて、その2週間前も過ぎた頃、ようやく参考書『1類試験突破テキスト(オーム社)』を開いてみました。初日・2日目とテキストを2時間程やってみましたが、すぐに『時間が足りない・・・』と気がつきました。主婦でもある私には、1日2時間の勉強時間が限度。いつものように、テキストを理解してから問題集への勉強では間に合わない~。
初めから問題集(「筆記×実技の突破研究(オーム社)」・「試験問題の研究(オーム社)」)をやることに決めました。問題集の解説では理解しきれない部分のみ、「1類試験突破テキスト」と会社にあった設備士再講習用の「消火設備」のテキストを使っいました。

当初、『仕事の為の勉強』ではなく『資格試験に合格するための勉強』になってしまった自分が非常に情けなく、腹立たしくもありました。でも、こんな勉強方法でも着実に理解は増していきましたし、ポイントは抑えられたような気がして、最終的には『仕事に生かせる』とも思えるようになりました。もともと、暗記だけの勉強が苦手な私にとって(歳を取ってから特に)、クイズを解いていくように勉強した問題集中心の勉強方法は、今回の甲種1類のように設置基準の細かい設備の勉強にはあっていたのかもしれません。

[合格して]
知識が増えれば、仕事も今まで以上に楽しくなるのは確実なので、今までとは違う意識で甲種1類の設備に接することができると思うと、ある意味、資格試験制度に感謝さえしそうです。資格制度が無ければ、ここまで設備を理解しようと努力もしなかっただろうと思います。
その気持ちが薄れないうちに、というよりおばさん頭の私が、せっかく仕入れた知識を忘れないうちにと、甲種1類の勉強が有効に使える甲種2類を9月に受験することに決めました。本日、願書を郵送したのですが、願書締切日時点で甲種1類の免状が交付されていないため、甲種1類の資格免除は受けられないとのこと。
正直、ちょっと損した気もするのだが、復習だと思って受験することに決めました。甲種2類は今回の教訓を生かし、しっかり余裕を持って準備したいと思っています。

最後に、試験勉強期間はいつもより早い時間に寝室へ行ってくれていた主人に、心から感謝しています。有り難う。

※この日の出題問題は資格試験出題問題のカテゴリーをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA