甲種4類合格手記 向後

向後合格合格手記初登場向後です。
2年近く前の話となりますが……、消防設備士の資格で2番目に受験した甲種4類。乙種6類と比べてボリュームがあり、不安を感じながらの受勉強でした。

【試験勉強】
社長にアドバイスを求めると、「自動火災報知設備」という設備を体系的に捉えるとわかりやすい、とのこと。実際に感知器、受信機、発信機など一つのシステムの中の一部としてそれぞれの役割を整理しながら勉強することで理解が深まりました。
また、実際に出題された問題を解きながらどの知識を身につければ良いのかを確認していきました。
甲種4類では細かい数字が問われることが多く、覚えるのが大変だなと感じましたが、 逆に考えれば暗記した数字が得点に直結するということなので時間をかけて正確に覚えるようにしました。
最も苦戦したのは実技でした。
鑑別では見慣れない部品や工具を覚えるのが苦痛でしたが、筆記で勉強した知識と結びつけながら学ぶことで効率的に身につくよう、心がけました。
また、甲種のみで出題される製図については、最初は何から手をつければいいのかわからず、対策がつい後回しになってしまったのが反省点です。
今になってみれば、1問目は平面図に感知器や機器収容箱、配線を製図するもの、2問目は自動火災報知設備の系統図の配線本数を求めるものが出題されることがほとんどであり、実は傾向が掴みやすい分野なのでもっとしっかり対策すればよかったな、と思います。
具体的な勉強方法としてはまず解答を見ながら真似して書いてみることから始めました。 社長が執筆したテキストは製図を丁寧に解説していたので、手順を確認しながら少しずつ身につけていくことができました。

【合格発表】
無事に合格できました。結果通知書を見ると法令と基礎知識の得点率が高かったので、他の類に挑戦するときも免除せず、得点源にした方が良いとの助言を受けました。
実技がやはり低めの点数でしたので、早めの対策が大切だな、と感じました。

 

♪出題された問題をまとめてテキストができました♪

この時覚えてきた出題問題や先輩や同僚が受験した際の過去問題をぜーんぶ詰め込んだNBSの本ができました。
私も問題作成で編集に加わっています。最近のリアルな出題傾向がつかめる問題集になっていると思います!
消防設備士4類の勉強に活用いただけたらうれしいです。
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