時計(A)

Nbs100401先日、I市の学校で一般放送の改修工事をしましたが(記事はこちら→一般放送の改修工事)、今日はその現場で設備時計の工事をしてきました。 もともと付いている時計に、親時計の交換と長波アンテナの新設工事です。 この時計の理屈が工事前はよく解からず悩んでいたのですが、ちょっとした勘違いをしていた事が現場で分かり、すっきり理解できました。 間違っていたのは、親時計の系統モニターの時計と子時計が、常にリンクしていると思っていた事です。モニター時計が動くのに合わせて、子時計も動くんじゃないかと、そういう感じです。 実際は、モニター時計は30秒毎に動作して、その時に子時計にパルス信号を送ります。そして、パルス信号をもらった子時計は30秒進みます。モニター時計と子時計がスタート段階でずれていると、ずっとずれた状態で進み続けます。 動作開始時に時報に合っていなくても、全てが同じ時刻になっていないといけません。そうすれば親時計に対して全ての時計の時刻を合わせていけます。 元々の親時計は手動での時刻修正でしたが、アンテナを繋げたのでこれからは自動修正になりました。 よくある電波時計と同じです。これからはいつでも正確な時刻が表示されますね。 ちなみに、この電場時計のための電波は、東日本では福島から飛んでいるそうです。福島を見直しました。

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