不作動の原因をさぐる(W)

最近になって、あるメーカーの感知器の誤報でお客様から呼ばれる事が多い(1992年製や1993年製の煙感知器がよく不作動になるメーカーといえば、解る人もいるかもしれない)。今日も現場に向かい誤報の調査を行ったが、現場に到着した頃には復旧しており、原因をみつけられずに困っていると、オーナー様から「○階が光っていたわよ」 と言われた。○階は部屋が3部屋で、部屋内の熱感知器と煙感知器・発信機しかない。発信機はいたずら等で押されてはいないし、部屋内の熱感知器は、季節が冬で暖房を使い部屋が一気に暖かくなるといった事もないので、これが不作動の原因だとすると、感知器に何かぶつけたとしたら、すぐに発報するだろうと考えたが発報はしてこない。となると一ヶ月前に点検を行った時に不作動だった煙感知器と考えるしかない。何度か誤報があって困っていたようなので、未警戒となってしまうが感知器を一度外し様子を見ていただく事にした。すると誤報はなくなったようで、早急に新しい煙感知器に交換した。原因はまだ不明だが感知器が不作動になり、感知器の内部のリレーがおかしくなって誤報になってしまったのではないだろうか?と自分なりには考えている。同じような誤報が何カ所か続いたので、みなさんも、こういったケースもあると覚えていれば役に立つ事もあるかもしれないと思う。

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