見えない設備トラブル(T)

161005_29月は台風やゲリラ豪雨が何度も日本列島を襲い、甚大な被害を受けた地域がありました。被災地の1日も早い復興を祈っています。 浦安市内ではゲリラ豪雨に併せて落雷の被害がありました。 市内各所で停電もあり、信号機が消えたところがありました。私たちが点検している市内のマンションでも、感知器の誤作動が起きたり、ブレーカーが落ちたりと様々な影響がありました。でも、そうやって目に見えて影響が出てくれる方が逆に有難いと思える出来事がありました。 その日も市内マンションの点検をしていて、後輩に外部試験器で各部屋の試験をしてくるよう指示しました。 そして外部試験が終わって帰ってきた後輩曰く、何部屋かで、外部試験をすると、ドアホン子機のランプは点灯するが音が鳴らないと。その異常があった部屋は一部のエリアの空室に限定されていました。 ハッと思い当たったのは、非常電源装置でした。空室は主開閉器を落としてるため、インターホンも電源断の状態です。でも共同住宅用自火報では非常電源装置から常時バックアップ電源が送られてるため、 例え空室でインターホンのブレーカーが開放されても外部試験は出来るはずです。 非常電源に何か不具合があるかもしれないと思って調べてみると、非常電源装置内の異常のあったエリアのヒューズが飛んでいました。おそらく先月の落雷の時にヒューズが飛んでしまったのだと思います。 ただ厄介なのは、非常電源装置の盤面にはヒューズ切れを知らせる警報などはそもそもなく、電池試験スイッチもそのバッテリー自体の容量試験のみなので、そこから各回路に電源供給されているかは見た目にわからないのです。すぐにヒューズを交換し、再度外部試験をして正常なことを確認して作業を終了しました。 今回の件で、目に見えなかったり、気付きにくい不具合を見落とさないために、どれだけの高い意識で臨むか、そして、いかに設備を理解し、様々な状況をイメージして点検するかが大事だと痛感しました。 誤報や設備トラブルは、あって欲しくないものですが、設備がいざという時に、ちゃんと動作する証拠なんだと、少し感謝の気持ちを持ちたい気分でした(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA