防火対象物点検(W) 

今日は都内の大きなビルの防火対象物点検。この現場は2度目の点検になる。防火対象物点検は、通常の消防設備点検とは、全く見方が違う。消防設備点検は、設備がきちんと機能するかを確かめる物だが、防火対象物点検は、内装材や構造など建築的な部分や管理状況などを見て行かなければならない。しかし、どちらにしても、火災が起きた場面を想像して、ビルを使用している人の安全を考えながら点検することには変わりがないと感じた。 たくさんの人が働くビル。自分たちが点検している姿を見ても、ほとんどの人は無関心に行き過ぎるが、点検する立場から見ると、ビルの中にいる人の姿が自分の役割の重さを物語っているようで、気持ちが引き締まる。このところ、通常の点検が多かったので、今回の防火対象物点検が良いアクセントになり、新鮮な気持ちを取り戻すきっかけになった。

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