防爆(D)

Nbs090905先日、都内にある某企業の点検に行ってきました。 そこは1階の倉庫に火気厳禁室があり、中には防爆型の定温式スポット型感知器が設置されております。 防爆型の感知器は通常の加熱試験器ではなく、魔法瓶のような試験器で、お湯により暖められた本体内部を感知器に被せ、発報に至るまでの「作動時間」を計測します。 この試験器を使うのは、感知器の設置してある場所柄、通常の加熱試験器では発火の恐れがあるからだと思っていましたが、それ以外にも、検知部全体を温め発報しやすくさせるといった、感知器の膨張係数を利用するという作動原理によるものも大きいということを、今回新たに学びました。 適切な場所に適切な設備設置をご案内できるよう、まだまだ勉強中です。

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