手抜きはしないぞ!(N)
社長がいつもと違う雰囲気で帰ってきた。どうしたのかと聞くと、屋内消火栓設備・連結送水管(湿式)の配管そして補給水槽が空っぽだったとのこと。その現場は、半年前までは別の会社が点検していた物件である。もちろん、前回の点検結果は『良好』。消防設備業界の『質』を考えさせられたそうだ。同じ現場に行っていた仲間にも聞くと、避難ハッチもひどい有様だったようで、半年ごとに点検をしていた避難ハッチとはとても思えない状況だったらしい。どんな仕事でもそうだろうが『気持ち』や『志』次第で、仕事の質は決まる。特に消防用設備は日常的に使用する設備ではないので、不良や不備があっても使用する当事者は確認しにくい。改めて、NBSは「今、火事や災害が起きたら!」の気持ちを忘れず、絶対に手を抜かない納得できる仕事をしていこうと、社員一同再確認しあった。 そして、その設備を使用する方にも「ウチは大丈夫だろうか?」と意識することを願いたい。