水再生センター(A)
先日、荒川区にある三河島水再生センターに行って来ました。
ここは日本で一番始めに完成した近代的な下水処理施設です。
大正11年に作られた施設です。
掲示板に小学生が見学後に作ったポスターが貼ってあり、それが凄くわかりやすいので、それを元に下水道の仕組みを説明します。
下水道は、下水を集めて流す下水道管・下水を汲み上げるポンプ所・下水を処理してきれいな水によみがえらせる水再生センター…という、3つの施設から出来ています。
水再生センターでは、まず沈砂池という所で大きなゴミを取り除きます。
その後、第一沈殿池で2~3時間かけて下水をゆっくり流し細かい汚れを沈ませます。
次に、反応槽というところで、汚れを食べてくれる200種類位の微生物の入った泥を加え、空気を送り込みかき混ぜます。
その後、第二沈殿池で3~4時間かけて処理水と汚泥に分けます。
最後に処理水を塩素接触槽で塩素消毒して海や川に放流します。
とっても分かりやすく書かれていたので勉強になりました。
ちなみにポンプって漢字で書けますか。
喞筒って書くそうです。