無線通信補助設備(T)
先日、地下2階地上40階建ての高層ビルの点検に行って来ました。
このビルには無線通信補助設備が設置されています。
無線通信補助設備は1000㎡以上の地下街に設置されるもので、無線が届きにくい地下に予め有線でアンテナを張り巡らせておき、地上や防災センターなどから無線機を繋いで無線通信を可能にする、文字通り消防活動の『補助』をする設備です。
無線通信が専門性を有する設備のためか、点検基準の上では外観上の点検しか規定されておらず、動作確認の基準はありません。
NBSでは変換コネクタを使用して無線機を接続し、あくまで擬似的ですが無線通信状態の確認をしています。
ここで活躍するのは無線大好き遠藤さんです。
専門用語はわかりませんが、遠藤さんの無線に懸ける情熱は伝わって来ました。
多方面の専門知識が集まるNBSで、今日も一つ勉強、一歩前進です。