X線室への感知器取付(W)
今週から既存遡及に伴う自火報設置工事を長井さんと行っている。建物は3階建てで、1階が教室、2階が歯科、3階が共同住宅という物件だ。
教室、共同住宅部分と工事は、スムーズに進んだのだが、歯科医院内にあるX線室がネックになっていた。
X線室内は特殊な構造になっているため(鉛の鉄板で囲われている)室内への配線がしづらく、施工後の処理によっては放射能の漏れも考えられる為、頭を抱えていた。
長井さんの知識と経験から、鉛を使用した用具があることを知り加工した。鉛に1.5ミリ以上の厚みが必要なことも知った。教え通りに作業を行い(天井裏に登り作業するのがなり大変でしたが...)無事に終了する事ができた。
工事当初は心配そうだった院長先生も、施工後には気さくに話しかけてくださるようになった。「責任施工」を常に意識してきたが、その姿勢を院長先生に評価していただけた結果だと思う。
工事現場での信頼関係を築けたことを嬉しく思うと同時に、これからも責任を持って責務を果たして行こうと、想いを新たにした。