電気工事士になり(れ)ました!(NBS-W)

(NBSホームページ9月の日誌から転載)

9月2日電気工事士試験の合格発表がありました。

6月に学科を受けてなんとか合格。先月実技試験を受けてから、自信ありげにふるまっていましたが、実は「合格するだろう」という楽観的な気持ちと、「だめかもしれない」という悲観的な気持ちの間を、行ったり来たりしていました。「合格」がわかった瞬間、込み上げて来るものがありましたが、僕より前に女性の先輩が号泣(笑)、困って社長の方を見ると、社長の目もウルウル…。NBSのあったかさが、支えてくれたおかげなんだなと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。これから、仕事で、支えてくれたみんなの気持ちに応えたいと思います。

手記というほどのものではありませんが、反省の意味を込めて電気工事士試験の総括を書いてみました。合格のためのテクニカルな情報はありません。電気工事士試験のチャレンジ記録として参考になれば幸いです。

[ 筆記試験について ]

自分が得意な鑑別問題の勉強ばかりして、不得意な基礎知識などの勉強を怠って、そのつけが試験結果にも反映されギリギリの点数での合格でした。

振り返ってみると、はじめの頃は、自分の中に「合格は無理」という後ろ向きな考えがあり、本気で取り組んでなかったように思います。試験日が近付き、勉強不足を社長にしかられ、遅くまで基礎問題を教えていただきました。あの時間がなければ、合格は無理だったかもしれません。申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。

一緒に合格を誓った友人のS君と試験直前に勉強した部分が何問か出題されたのも、自分にとってラッキーでした。最後まで諦めないという事をこの筆記試験では学んだように思いますし、それを実技試験に生かせればと感じました。

[ 実技試験について ]

筆記試験の反省を生かして、1ヶ月前から実技試験の勉強を始めました。材料選別試験では、過去の問題を繰り返し繰り返し行い、試験当日までには9割以上過去問をクリアできるようにはなっていました。単位作業試験の勉強では、最初の頃、毎日工具を使っているのに25分の試験問題に45分ぐらいかかってしまい、本当に時間内に終わるか心配でした。でも毎日過去の問題をやるにつれて30分の問題を15分ぐらいで完成できるようになり、自分なりに万全の状態で試験に臨みました。

試験会場には独特の空気が流れていて、緊張でガチガチになってしまいました。材料選別問題は、過去の問題より確実に難しかったので、点数をとれているか心配が残り、更に増す緊張感。そのせいか、単位作業試験では過去の問題とはさほど違いがなかったのにも係わらず、電線を間違えてしまい時間ギリギリになってしまいました。でも、あの毎日の勉強がなければ、もっと舞い上がってしまっただろうと思います。「この問題は知っている」「この問題は解ける」そういう自信をつけておくことが、本当に大事だと実感しました。

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